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高齢女性のキャリアと健康

社会人大学院の同期と数年ぶりに再会し、ランチを愉しみました。

公衆衛生の専門家としてコンサルティング企業の女性管理職として活躍していたり、ダイバーシティ推進の専門家として、複数企業の社外取締役やスポーツ競技団体のアドバイザーとして活躍していたりと、それぞれ活動領域は異なるものの、共通の関心領域はヘルスケア領域なので、話が尽きません。

今後、追及してみたいテーマとして3人に共通していたのは「高齢女性のキャリアと健康」。働く女性が増えたことで、定年を迎えた女性やバリキャリ女性、また子供を持たない女性の割合は確実に増えていくけれど、仕事引退後どのようなコミュニティーに属していて、どういうキャリアを歩んでいるのか(歩むのか)が、まだ見えていないよねという話題に。

主婦が多かった時代にはなかった、キャリア・暮らし・幸せをどう獲得していけばいいのか(いるのか)について、実態調査はあるのか?今が過渡期だとしたら、有償労働期を終えた高齢女性が幸せに暮らせる社会には何が必要なのか、それを実現するためのヘルスケアなどについて、あれこれと話しました。

とあるマーケティング調査によると、高齢者市場は爆発的に増えており、2025年には101兆円に上るにもかかわらず、高齢女性のニーズ・不便は取り残されたままになっているとのこと。健康寿命も延び、高齢女性の若返りは男性よりも顕著なのに、高齢で病気があることを前提にした商品サービスばかり。その他のニーズが未知な領域となっているため、ブルーオーシャンだそうです。

今後必要とされる、高齢女性のキャリア支援サービスはどういうものなのだろう。ランチ会を通して見つかった新たなテーマについて、引き続き考えてみたいなと思っています。

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