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第2話 突然変わる日常─短期帰省と正解なき決断の日々

今日から再び帰省しています。

遠距離介護の大変さについては知識としては理解していたつもりでしたが、実際にその渦中に入ってみると、「想像する」のと「体感する」のとでは全く違うことを痛感しています。

静かに、決まりゆくこと

午後には、家族そろって母の検査結果と病状について、医師から説明を受ける予定です。眠りから覚めない母の今後の治療方針について、家族で話し合うことになると思います。

治療を続けるのか、それともやめて、限られた時間を見守るのか──
そんな重い判断を迫られるかもしれません。

さらに、弟がこのタイミングで、軽い手術を受けるために3日間ほど、母と同じ病院に入院することになりました。手術自体は数か月前から決まっていたものですが母の入院と重なるとは、思ってもいなかった展開です。

思いがけない形で訪れた、人生で初めての「父と私のふたり暮らし」が始まります。

この夏は、あまりに色々なことが起こりすぎて、まるで別の世界で暮らしているような不思議な感覚に包まれています。

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第3話 静かに満ちていく意欲──限りある時間の中で始まる回復

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