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採用難の時代にこそ響く、健康経営の力——健康経営アワード2025レポート

健康経営優良法人が発表されましたね。健康経営優良法人の申請数は、毎年右肩上がりですが、中小企業部門では2万社越え。5年で3倍の申請数だそうです。

健康経営アワード2025ライブ配信も視聴しました。

アワードで事例発表されていた優良法人からは、「採用が楽になった」という声が続出しており、「3年で応募者数が4倍になった」という中小企業(従業員30名規模:300人越えのエントリー数!)の報告もありました。

採用面接時には、応募者から「サイトで健康経営に取り組んでいるのを知ったから」という声をいただくことも多く、質問されることも多いとのこと。やがて他企業から、採用や健康経営のノウハウについての問合せが寄せられるようになり、それを機に地域企業や顧客企業の健康経営サポート事業に着手したという事例発表もありました。

上記報告を受け、学識者から「健康経営は、地域戦略になってきていると感じた。人口減少によって、生き残れる地域は限られてくる。健康に働ける職場がある地域に、人は集まる。地域作りの下支えとなるのは健康経営だ」 という発言が続きました。

中小企業様からは、健康経営にさける人手や費用などの経営資源にゆとりがなく、取り組みへのハードルが高いというお声を聴くことも少なくありません。それでも中小企業部門の申請数が増加している背景には、ハードルの高さを上回る危機感やメリットを肌で感じているからこそなのかもしれません。

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