トークカフェにて「フェムテックの最新動向」をテーマに話題提供させてていただきました。
2月に2か所で開催された、フェムテック展示会で得た最新情報/プロダクトやサービスを写真や動画と共にご紹介。(展示会関係者に撮影許可を頂いております)
男性や、市議・県議の方にもお越し頂き、各々の立場から、意見・感想・情報や経験などを交わし合う
双方向のフリートーク型での2時間となりました。
気になるトピックがあると参加者の方が主体的に、ご自身のスマホやパソコンで調べて、その場で全体に共有してくださったり、その情報がきっかけとなり、新たな問いが投げかけられ、課題や対策、理想的な状態について自然に話題が立ち上がったり。
回覧したパンフレットを、「あ、これ買ってみようかな」といいながら、写真を撮ったりQRを読み取っていたりと、とても和やかで自由な雰囲気。
意図した進行方法ではなく、自然発生したのですが、そんな自由な雰囲気の中に身を置かせて頂けたことで、改めて自分が目指す立ち位置を再確認できました。
「ウェルネス・ダイアログ研究所」の「ダイアログ(対話)」が意味するのは、情報のやりとりにとどまらず、話す側、聞く側がお互いに理解を深め、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションのこと。
ウェルネス(健康な状態)が育まれる対話の場(&社会)を創りたいという願いを込めた屋号なのですが今回のトークカフェの場が、まさにそのような場になっていて、個人的にはとても充実した時間となりました。
トークイベント終了後も、紹介しきれなかったフェムテック商品のパンフレット類を眺め、
「あ、まさにこれに困っているのよ。へー…こういう製品もあるんだ。気になるのは撮っておこうっと」と言いながら、ご自身の健康課題解決に前向きな行動を起こされていたり、
「先ほどの話題の、これについては後でまた調べてみます」
と、地域課題に携わるお立場で声をかけて下さる議員さんがいらしたりと、
誰かに押し付けられるでもなく、自然とウェルネスに向かおうとする行動や意識の変化を感じる光景に
静かな幸せを感じました。
フェムテック含め女性の健康課題は、まだまだタブー視されがちな話題で、扱い方が難しいと思われがちです。
しかしながら1・2・3月とフェムテックの連続企画を行い、参加者の方々の言葉や変化を見聞きしたことは「話しても大丈夫」「話してもいい話題」「我慢しなくていいことだった」
「困っていたのは自分だけではなかった」と感じられる場の存在や必要性を感じられる機会の1つになりました。
これまで本テーマを扱う際には講演スタイルが大半でしたが、今後はこういうスタイルで学び合える場を増やしていけたらと思います。ご縁を頂けましたら、積極的にお役立てできればと思っています。